今年も、お盆に諏訪の実家に帰りました。何より母の体調が心配でした。
父が言うには、以前よりだいぶ良くなって来たと言う事ですが、折に付け「ごしたい、
ごしたい」(諏訪の方言で、疲れた、と言う意味)と言う言葉が気になりました。
家族で話をしていた時、ふと机の上に目をやると、何やら薬を入れた袋が見えました。
「あれ、お母さん薬飲んでるの?」と聞くと、「うん」と、薬ぎらいの私を気遣ってか、
遠慮がちに答えました。「いつから?」と聞くと、なんと20年以上も飲んでいるとの事。
私は、うかつにも気が付いていませんでした。
母は20年以上前、レントゲンで肺に変な影があると言う事で、取り除く手術をしました。
「悪性ではないけれども、念の為切除しましょう。」と言う、現代医学の常とう句に
乗せられて手術してしまったのです。そして、その時から薬を処方されて飲み始めたと言う
のですが、そもそも同じ薬を20年以上飲み続けるなんて、私にはとても信じられません。
新潟大学の安保徹教授は、薬は、頓服的に使用するのはよいが、継続して使用してはならない
と言っています。そして、薬を連続投与する対症療法では、慢性の難病は永久に治らないとも
言います。ではどうするか、安保徹教授は、慢性の難病は、薬を中止せよといいます。
そして、自律神経免疫療法などを行なうことを奨めています。
薬を飲み続けて、治らないだけならまだいいけれど、逆に新しい病気を生みだす可能性が
非常に高いのが問題です。欧米で医師の教科書として使われている以下の書籍でも、
いたずらに多くの薬を長期間処方する事を戒めています。
ドクターズルール425(医師の心得集から):米国欧州の医師用教科書
『可能ならすべての薬を中止せよ。不可能ならできるだけ多くの薬を中止せよ』
『薬の数が増えれば副作用の可能性はネズミ算的に増える』
『4種類以上の薬を飲んでいる患者は医学知識の及ばぬ危険な地域にいる』
『高齢者のほとんどは薬を中止すると体調がよくなる』
他の言葉も参照してみたい方は、下記をご覧ください。
【医師の心得425】
https://ameblo.jp/friends-dc/entry-11598235716.html
「もう20年以上も続けて飲んでいる薬んなんて、効いてない証拠なんだから、飲まないでいいよ。」
とは言ってみましたが、「病院行けばくれるもんで」と言って、薬を拒否する事は難しそう。
「だったら病院へ行かなきゃいいわ」と言って、とりあえずその話題は終りにしました。
そして、薬を減感作すれば、溜まった毒は排出されるし、副反応も無くなるから、と思って、
東京に戻ってからすぐに薬の減感作を行ったのです。
アレルギー総合セラピーの中で、「薬」の減感作は重要な部分を占めています。
長く服用して来た薬にはとても強いアレルギーがり、減感作にも時間がかかります。
以下は、母が20年以上飲み続けた8つの薬ですが、これを減感作するのも大変でした。
特に上の2つの薬は、通常1~3回で済むところが、なんと36回も減感作しなければなりませんでした。
36回と言うのは新記録でした。
<現在母が処方されている薬>
●アムロジピン錠5mg 血管拡張
●ブロプレス錠8 血管拡張
ノイメチコール錠500μg 末梢神経傷害(しびれ・痛み)改善
ゼンアスピリン錠100 血栓予防
アーチスト錠1.25mg 心臓の働きを補助
リリフター錠5 緊張緩和
ユベラNカプセル100mg 血液の流れ改善
サンコバ点眼薬0.02% 目の疲れを和らげる
それだけアレルギーが強いと言う事は、相当毒が体内に蓄積されていて、身体に害をもたらしていると言う事。
減感作が完了すると、その蓄積した毒が体外に排出されますので、強い好転反応が出ます。
母の場合も、それが心配だったのですが、どうやらそんなにきつくは無かったようです。やれやれ。
そして好転反応が治まると、一般的に身体が軽くなって、体調も改善します。
ただ、今まで薬を多用して来た方で、この好転反応が出ると、少し慌ててしまう方がおられます。
「好転反応を軽くする事は出来ませんか?」と聞かれますが、「好転反応は快方に向かっているサイン
ですから、じっくり味わってください。」と説明しています。決して薬で抑えようとしてはいけないのです。
「何でも薬で抑えようとする考え方が病気を生んでいる」事に気付いて欲しいのです。
東洋医学では、「症状即療法」と言って、風邪をひいて、熱が出て、鼻水が出て、下痢をするのは、
全て身体が風邪を治そうとする作用だと説明しています。熱が出るのは、病原菌を殺す為に体温を上げているのであり、
鼻水が出たり下痢になるのは、身体が体内に溜まった毒を排出すために身体自身が働いているのです。
それを、薬で邪魔をしては、治るものも治らなくなります。
母の場合は、昔から薬にたよる事は全く無かったのですが、医師の言う事には素直に従うものですから、
20年以上も同じ薬を飲み続けるはめになり、今後もまだしばらく飲み続けるかも知れません。
医師との関係を良好に保ちながら薬をやめて行くのは、そう簡単な事ではありません。
以下に、それを実践した方の体験談を紹介します。やはり、そうとう強硬に出ないと無理だったようです。
母の11種の薬を全廃す
https://msw316.jpn.org/01kenko/05kusuri_zenpai/kusuri_zenpai.html
私の母の薬に対するアレルギーは減感作しましたので、ひとまず薬の副作用は消えたはずです。
あとは、じっくり医師との関係を保ちながら、薬を止めて行く事を考えたいと思っています。
とりあえずは、母に「嘘も方便」で、飲んだふりをするように勧めたいと思っています。
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